top profile Live Information Live Movies discography contact store

最近のコメント

Powered by
Movable Type 3.35

« エレクトリック・ライト・オーケストラ (YouTube) | メイン | 8/1(Wed.)新宿「つるとんたん」 »

「にごりえ」(1953)を観る

にごりえ」樋口一葉原作。ちょっと前に録画しておいたもの。
いわゆる男女の愛欲ものの結末は、ほとんどが死だ。

これ以上に悲惨でドラマチックな結末はなさそうだが、
”死”という絶対的な終わり方は、
ある意味すべてが解決される
都合の良いクライマックスとは言えないだろうか。

しかし、現実には人はそう簡単には死なないし
おさまりの良い結末を得ることも出来ずに、
無常に進んでゆく運命にただ翻弄されてゆくのが常だ。

高校生の頃みた映画「ホテル・ニューハンプシャー」で、
出てきたセリフで今でも時々思い出すものがある。

You have to keep passing open window.
開いた窓は見過ごしさない・・・”

”開いた窓”ってのは、まぁ言ってみれば解決しようのない問題みたいなもの。
どうしようもない問題は時には見ないふりをして
進んだほうがいい場合もあるということ、
必要以上に囚われると、結局はその窓から飛び降りることになるぞ
ということを言っているんだったと思う。

つまり、問題の解決なんてものよりも人間には”生きる”ということが、
常に優先されてしかるべきだというメッセージにも取れる言葉だ。

「にごりえ」のような映画の結末を観る度に、
多少強引な言い方だが、恰好の良い”死”と不恰好な”生”の
二つの運命についてボクは考えさせられるのだ。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://amorfati.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/77

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


oneheart02.gif
samurai.gif

1st album