まだ実家住まいをしていた高校時代、
地元の市民会館の会議室で、
定期的にロック映像の上映会が行われていたことがあった。
当時は、現在のように60年代や70年代の貴重な音楽映像を
手軽にDVDで観ることの出来るような時代ではなかったこともあり、
この上映会は、情報に飢えた青春真っ盛り(笑)の
地方在住音楽少年にはたまらないイベントだった・・・
そのイベントの中で上映された数ある作品の中に、
レゲエ映画として有名な”ハーダー・ゼイ・カム”があった。
ちょうどボブ・マーリーを聴きはじめていた頃だったと思うが、
自分は、どちらかというと、映画のタイトル曲である
このジミー・クリフの”ハーダー・ゼイ・カム”の方が
なじみ安かったのを覚えている。
今思えば、それはおそらくレゲエという音楽の
プリミティブで濃い部分よりもポピュラーミュージックとしての
親しみやすさを強く感じてのことだったのだろう・・・
Jimmy Cliff "The Harder They Come"
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