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« 勝ったことを素直に喜んでます・・・ | メイン | 01/24(Thu.)代官山 カフェ クオーレ セットリスト »

癖がついていれば個性的か?

俗に個性的な歌声というと、
他の人にはない、特別な癖がついた歌声を想像してしまうものだ。


世の中の多くのボーカリストたちも
人とは違った自分だけのスタイルを探してゆく中で、

自分の歌声の中にある癖を見つけて、
そこを強調して行こうとするようである。



キャリアの長いアーティスト達の歌声の変遷を
デビュー当時から現在まで、
じっくりとたどって聴いてみると、
そんなことに気づく事があると思う。


実のところ、癖をつけて歌う事には、
他と差異を出すことの他にも
音程を取って歌いやすくなるという利点がある。

それによって、何よりも歌い手本人が、
自信を持って歌えるようになるし、
それがテクニックの向上というものなのかも知れない・・・


しかし、長年音楽を聴き自分でも歌を歌う内に、
この癖をつけて歌うということに対して、
自分は、疑問も持つようになって来たのである。


癖がある歌=個性的と単純に言っていいのだろうか?

歌い手が、自分の歌を突き詰めてゆく上で、
癖を強調してゆくことが、ホントに良いことなのだろうか?





ちなみに、こんな事を考えるようになった切っ掛けは、
彼女の歌声を知ってからかもしれない。


カレン・カーペンター


彼女の歌声には、全く余計な癖を感じないのだが、
では、彼女がただ上手いだけの
単なる、ヒット曲ボーカリストか?と言えば、
全然、そんなことはないことは分かってもらえると思う。


明るさの中にも哀しみを湛えた歌声は、
とても繊細でいながら大胆、
また、大胆でありながら繊細なものだ。

それは、紛れもなく彼女にしか出せないような、
とても際立った個性なのだと思う。


自分は、彼女の歌声の中にある個性というものを、
もっと理解出来るようになったとき、

良い歌とは?そして、その個性とは?
といった事の謎が解けてくるのかもしれないと思っているのだ。


Carpenters "(they long to be) close to you "

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