ピアノの弾き語りが<似合う>日本人の男性ボーカリストは、
どれくらいいるのだろうか?と、ふと思った・・・
単純にピアノを弾いて歌った人、
また、その条件を海外や女性ボーカリストにまで広げれば、
すぐに思いつく人も、確かに何人かはいるが、
しかし、日本人、さらに男性ボーカリストで、
ピアノの弾き語りが<似合う>となると、
あの人でもないし、この人も違うなぁと思う事が、
ほとんどで、今一ピンと来る人がいない。
これは、あくまでも自分の基準だが、
ピアノの弾き語りが<似合う>ボーカリストなら
まず第一に、バラードの名曲を持っていて欲しい。
それに加えて、ピアノのアコースティック感と
しっとりと溶け合うような、
湿度や重みがある声質であって欲しい。
後、鍵盤を弾くシルエットが軽々しくなく、
教会で説教をする聖職者のような
説得力が滲み出るようなものであって欲しい・・・
一言でいうなら、大人の雰囲気を持っていて欲しい・・・
おそらくこのイメージは、”レット・イット・ビー”や
”ヘイ・ジュード”を歌うポール・マッカートニーの姿から
自分の中に刷り込まれたものなのだが、
ポールがピアノ弾き語りの理想形だと言えば、
大体の人たちは納得してくれると思う。
まず大人の雰囲気といった時点で、
多くの日本人の男性ボーカリストたちが、
ふるい落とされてしまう気がするが、
それでも最後まで残る数少ない人たちの中に、
この人は、確実にいるんじゃないかと思う・・・
来生たかお ”無口な夜”

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