ははうえさま お元気ですか?
ゆうべ杉のこずえに、明るく光る星一つみつけました。
星は、みつめます、ははうえのように、とてもやさしく・・・
わたしは 星に話します。
くじけませんよ 男の子です、
さびしくなったら 話に来ますね。 いつか、たぶん・・・
それではまた おたよりします。ははうえさま
一休
~”ははうえさま” アニメ”一休さん”より
まず、最初に書いておくが、これは、決して自分が、
ウチの母に対して書いた手紙の内容ではない。
もっとも、最後の手紙の送り名が”一休”とあることで、
そんな勘違いをする人もいないだろうが・・・
これは、ご存知アニメ”一休さん”の
エンディング曲、”ははうえさま”の歌詞だ。
子供時代の心象風景に、違和感なく溶け込むような、
あまりにも自然に親しんできた曲ということもあり、
それ故に、ずっと意識出来ていなかったことなのだが、
以前、友人に、最初から最後まで手紙の内容が
そのまま歌詞になっているっていうのはスゴイことだよねと言われて、
あらためてこの曲のスゴさに気づかされた。
しかも、そのスゴさを,、聴いている方に対して特別に意識させずに、
イヤミなく聴かせてしまうところが、また素晴らしいところで、
こういう作品は、つまらない自意識を作品に込めて
人に誇示しようという気持ちからは、絶対に生まれることはないだろう。
本当に音楽に愛を込められる、本物のプロだけが作れる曲であり、
一人一人が、心の中で一生大事にしてゆけるような曲だと思うし、
そうやって、みんなで守ってゆかなきゃならない曲でもあると思う。
宇野誠一郎先生、大変尊敬しております・・・
藤田淑子 ”ははうえさま”
omake
そうそう忘れちゃいけない、かんじんな作詞の方は、
”ひょっこりひょうたん島”の脚本を
井上ひさし氏と共同で書いた山元護久氏。

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