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新しい悲劇が生み出された時代・・・

さっきたまたま回したチャンネルで内田裕也主演の『コミック雑誌なんていらない!』をやっていたので、途中からではあったが観てみた。中学生の時以来くらいだ。

内田裕也が演じる架空のレポーターが、当時のリアルなニュースを実際に体を張ってレポートし、非現実と現実の境界線をぶち壊してゆきながら、目の前で起きている事件を、まるでレンズ越しに他人事のように覗いているマスコミや一般社会に対し「これでいいのか!」といった強烈なメッセージを放った、当時の内田裕也にしか出来ないスゴミや面白さがある映画だ。

そういえば、今回最初に見たときに目にしていないシーンがあったことに気づいた。日航機墜落時の映像である。思えば、自分が観たのはTV放送だったので、さすがに事故現場の映像をお茶の間に流すことは避けてカットされていたのだろう。

しかし、ロス疑惑、豊田商事事件、日航機墜落事故等など、時代を象徴する事件が次々に出てくる。どれも時代の進むスピードが極端に速くなってゆく中で生み出された、それまでになかったような事件ばかりだったように感じる。

つまり、人間の歴史の中でこの時代になってはじめて生み出された新しい悲劇とでもいうべき事件が、この頃からドバッと生みだされたように思えてしまうのだが、気のせいだろうか?

この映画の時代(1986)からすでに30年近くが立つ。あの時代のようなバブル感、未来に対しての物欲に溢れた品のない幻想は、とっくに無くなったが、一方、そういった時代に生まれた新しい悲劇は、年数を経るごとに当たり前の事のように日常化してしまっているようで怖い。


"What a wonderful world" LOUIS ARMSTRONG

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