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インドネシアの交通事情から思う

昨日、クルマの中からの風景をアップした。こちらでは移動はすべてクルマだ。家の運転手つきのクルマに乗せて貰う事も多いのだが(あくまでも便乗w)、先日ここでも紹介したミニバスで移動することも多くなった。

最初は、地元の人間以外は難しいかなと思っていたミニバスも降りる場所さえハッキリ伝えられれば、取り敢えずは何とかなるようだ。乗客も昼なら学生や女性客が殆どだしね。

こちらでクルマ移動していると、日本とは違う点が幾つもあることに気づく。先ず、とにかくバイクが多い。唯でさえクルマがひしめいているところ、その間を縫うようにして大量のバイクがクルマの前に割り込んでくる。バイクでも普通乗用車でも少しでも隙間があれば鼻ズラを突っ込んでくる。

又、信号機というものが殆どない。街の中心地の大きな交差点でチラホラとある程度。クルマもバイクも角を曲がる時には、周りの様子を見ながら事故のないようゆっくりと曲がる。

そして、もちろん人間も同様。横断歩道なんてものはほぼない(あっても信号機がない)。なので、クルマがビュンビュン横切って行く道路を、隙をみつけて渡って行くことになる。

昔、フロッガーというカエルが道路を渡って向こう岸へ渡って行くゲームがあったが、それを現実に人間がやっている感じ。

タイミングを誤ると片側二車線の真ん中に取り残されて、クルマやバイクに取り囲まれるような状態で立っていなくてはならない。当然、ゲームとは違いしくじったら即ゲームオーバーなのだが、人身事故は少ないという話だ。ホントかウソか、事故自体が闇に葬られているのか、その辺は良くわからないwww

特に夜中などは、クルマにのっていて突然目の前に人間が横切るようなことがある。そんな時は、ちょっと驚くが、運転している方も、横切る方も、普段通りという顔をしている。インドネシアの人は目が良いらしい。それが幸いしているのか?

後、よく中央分離帯の切れ目でクルマがUターンすることが多い。混み合っている反対車線へスペースがない状況でのUターンはなかなかタイミングが難しく危ない。特に危ない場所には、お巡りさん・・・ではなく、なぜか普通のオッサンが立っていて、勝手に交通整理しては、Uターンしたクルマから小銭を受け取って稼いでいる。


こんな感じに書いてゆくと、いかにインドネシアの交通に伴うインフラの整理が遅れているかを書こうとしているかのように受け取られるかも知れないが、自分が言いたい事はそういう事ではない。

日本の交通関係のインフラは世界でもトップクラスだろう。例えば、信号機は、主要幹線道路から横道へ入っても大抵あるし、タイムスケジュール通りに完璧に連動して動いている。

又、車道を道なりに走っていても、よほどクルマや人が少ない田舎道でもなければ、人が横から飛び出してくる事という事もない、普通はね。右折なら対向車、左折なら巻き込みにそれぞれ気をつけていればOK。バイクが走っているクルマの左右から目の前に飛び出してくる事もない、これも普通は。

しかし、当然だが、普通じゃない状況というのも現実に起こりうる訳で、その時に、いつもルールに守られて安心し切っていると、咄嗟の出来事に対応できずに事故となってしまう。

つまり、自分たち日本人は完璧に近いインフラ、規則を持ち、常にそれらに生活を守られているために、通常の人間なら持っていなければならない咄嗟の出来事に対する心構え、緊張感を普段の生活で失ってしまっているということはないだろうか?

システマティックな社会は、確かにそこで暮らす人たちの生命を保証し生活を円滑にしてくれる。これは日本が世界に誇れる素晴らしいことだ。

しかし、それらのシステムに頼り切ってしまうことは、却って危険な事だということを日本人として忘れたくないなと思う。

"Dear Mr. Fantasy " Traffic


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