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人はすすんで人生をマラソンにしているんだよ

リクルートの人生はマラソンじゃないっていうCMが最近よく流れている。最初、途中までのフリとして、人生はマラソンなんだ的に進行しているのを見て、今の時代にあまりそぐわない古臭いこと言ってるCMだなと思ったのだが、

途中からの展開とそのオチを見て、なるほど今っぽいなと思い、一本取られた感があり面白かった。悪くないCMだと思う。


それと、ネット内でこのCMについて議論があるようで、それもなかなか面白いなと思ってみていたのだが、ここから自分の率直な感想。

世の中から一方的に押し付けられたり、自分の視野が狭いばっかりに、見えていなかった生き方に目を開ける、つまり、自由に目覚めることや可能性を見つけてゆくことは大切なことだ。

しかし、レールのない道は、いばらの道。一歩踏み出すのにも、誰も通ったことのない道ほど困難を極めることを忘れてはいけない。なんせ全く整備されていないんだから。

又、人はこういった自由に憧れている一方で、幸福を、安定に求めている場合がほとんど。言ってみれば、自らレールへ乗ったり、みんなが通る広い舗装された道へ出ようとする。その方が危険から遠ざかれるからね。

そういった道は、誰もが走りたい道だから、ライバルが横に沢山走っているわけで、それならば、そいつらよりも少しでも先へ走ってやろうと思う。そして、その結果として、いつのまにか人生がマラソンになる。

人生はマラソンだなんてというと、まるで本来は自由な存在である自分たちが、何か大きな力に強制的にレースを強いられているように勘違いしてしまう。だから、あのCMで謳歌される自由に感動できるのかもだが、

しかし、実は、いわゆる幸福を求めた結果、みんな進んでマラソンをしているということに気付かなくては、本質は見えてこないかなと思う。


自分は、幸福を求めて自ら進んでマラソンに参加してんだから、レースの途中で立場が悪くなって来たからって、自由だなんて簡単にほざくな逃げてんじゃねぇ・・・とは別に言わない。

やっぱり、人は自分が自由であること、色んな可能性を持っている事を自覚するべきだと思うし、そういったメッセージを啓蒙しているあのCMに感動するのは自然なことだと思う。

ただ自由の先には、必ずゴールがあるかどうかなんてわからないって事、自由へすすむ道と、幸福(一般的に定義されている)のベクトルは、逆だという事はわかっていた方がいいと思う。秩序のない自由な道では失敗したら即アウトになる可能性がマラソンコースよりも高い。


この前、運が悪けりゃ死ぬだけさという歌を紹介したが、その覚悟がなくては本当に自由な道では生きていけないと思う。自由に生きて、それで人並みの幸福を手に入れようと思うのはちょっと都合が良いことだ。


でも、多少コースから外れて自由な空気を吸った後、また、うまくキレイなマラソンコースに戻って人生そこそこに走りきろうっていう、器用な生き方もあるなと、今、ちょっと思った。

まぁ、それもありなんだろうが、自分からすればイヤラシイ生き方だなとも思う。自分が不器用でそんな芸当が出来ないから、ある意味これは嫉妬かなwww


そうそう、今また自由について歌っていたジャニス・ジョプリンの「ミー・アンド・ボビーマギー」の歌詞を思い出した。

Freedom's just another word for nothin' left to lose
自由っていうのは、失うものがなにもないこと・・・

あれも欲しい、これも欲しい、誰かとくらべてマシな暮らしがしたい、そんなこと言ってるから、自ら人生をマラソンにしてしまうんじゃないかな・・・自分は、そう思う。

”Me And Bobby McGee” Janis Joplin


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