top profile Live Information Live Movies discography contact store

最近のコメント

Powered by
Movable Type 3.35

« 爆発の季節 | メイン | ブルースが聴こえる・・・ »

中指と人差し指だけでギタリストの指標となる演奏を生み出した男

録画していて長い事見ていなかったジャンゴ・ラインハルトのドキュメンタリーを観た。

動く映像を観て驚いた。ギターの弦を押さえるのは左手の中指と人差し指だけ、それでいてアコースティックギターであれだけしっかりとツブのそろった音を、しかも高速フレーズの中で生み出している。

そういえば、名サックスプレイヤー、ローランド・カークも元々の盲目というハンデキャップに加え、晩年は半身不随となっているにも関わらず、強烈な演奏を残していた。

ジャンゴは、火事で半身に大やけどを負って、左手の小指、薬指に障害を持ってしまったということだが、本物のプレイヤーには肉体的ハンデなど乗り越えるほどの音楽に対するモチベーションを持っているのだろう。

当然、ハンデを乗り越えるための人並みはずれた見えない努力があるはず。しかし、それを苦労だなんて事を考える以前に、やらなくては気が済まないといった理屈を超えた心の中の衝動があるのだろう。

その理屈を超えた衝動を生み出すもの、そのプレイヤーにしかない人生の中の経験であったり、生まれつき持った何かであったり・・・リスナーは、彼らが生み出す音の中に、そういったものを感じ心を動かされるのかもしれない。

だから良いミュージシャンは、まず演奏以前に心の中に音楽を生み出すための衝動を持っていなくてはならない。そして、その衝動を人へ伝えるための技術を持っていなければならない。そんなことを思うのだ。

"待ちましょう" ジャンゴ・ラインハルト&ステファン・グラッペリ

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://amorfati.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1614

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


oneheart02.gif
samurai.gif

1st album