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ブルースが聴こえる・・・

最近、ドリカムの「うれしいたのしい大好き」がラジオでかかっていた時に、ドリカムを最初に聴いた時、どう思ったと人から質問された。

今なら素直に良い曲だなと思えるし、ポップスとしてのレベルの高さや、ドリカムが、その後の日本のポップス界へ与えた影響の大きさも理解できるのだが、

正直、この曲が世に出てTVや街中でガンガンかかっている時、当時の自分の耳には全くと言っていいほど入って来なかった。まさに右の耳から左の耳へ抜けていったというのはこの事だというぐらい気にならなかった。

当時の自分が探していた音楽、もっと言えば、自分の心に共感する音とは、もっとプリミティブで荒々しくダイレクト、心の奥で生まれるどうしようもない虚しさと向き合って初めて生まれるようなリアルな音で、

人の耳を無理にでも惹き付けるような装飾的な電子音や過剰な曲構成や演出は、逆に胡散臭く、まさに本音を隠した音に聴こえ馴染めなかったのだ。

そして、聴いていたのが、60年代以前のブルース。マディ・ウォーターズに代表されるエレクトリック・ブルースから、戦前ブルースとカテゴライズされる伝説のブルースマン、ロバート・ジョンソンまで、まさに宝の山だった。

もちろん学生に買えるレコードには限界があったが、それでも名のあるブルースマン達の音なら、今でもイメージ出来るぐらい聴いていた。

時代的には、音楽メディアがレコードからCDへ移り変わってゆく過渡だったはずで、今思えば、だんだんとレコードが店頭から無くなってゆくにしたがってブルースを聴くことも無くなっていったような気がする。

なんだかCDで戦前から60年代までに録音されたブルースを聴いても、レコードを聴いている時に感じた生々しい迫力を感じられないのだ。自分のイメージの問題だけなのか、やはり本質的に違う音になってしまっているのか、それは未だに良くわからない。

先ほど、たまたまサン・ハウスの名曲「デス・レター・ブルース」の動画を観たが、久々に、ブルースマンたちの息づかいや胸の奥が引裂かれるようなリアリティのある音を聴いてみたくなって来てしまった・・・

そして、自分にとって音楽とは、こういうものだったんだなということを、又、もう一度、思い出してみたいと思うのだ。

"Death Letter Blues" Sun House

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